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2017年2月 1日 (水)

キューバ行

先月キューバに行ってきた。初めての訪問である。

ラテンの国というのだろうか。みんな明るく、陽気だ。巷には音楽が溢れている。スペインやベトナムなどと同じような雰囲気で、緯度が大体同じだと、同じようなものを食べ、同じような人生観になるのであろうか。

ゲバラのTシャツはあるが、カストロのTシャツはない。ゲバラの肖像はあるが、カストロの肖像はほとんどない。

革命が成功した国ではあるが、思想信条はあまり関係ないように思えた。というか、これらの国は、思想信条に奉じるというよりも、自分たちの生活のために思想信条を利用するといった印象だ。観念、理論よりも、生活こそ重要といったところか。確かに、その方が重要だなと思った。たった1週間の印象にしか過ぎないが、直観的にそう感じた。

ところで、トリニダード郊外のレストランで、私たちのテーブルで一緒に昼食をとっていた仲間の一人が突然倒れた。するとしばらくして、若くてかわいい女医さんが、

背の高い黒人の女性看護師さんを連れてやって来た。血液まで採取して、「血糖値は普通だから心配ない」と言って、さっさと帰ろうとした。「お金は?」と聞いても、全然取る気配がない。

外国人の旅行客まで、わざわざ現場に駆けつけてタダで診察してくれるなんて!後で聞くと、観光バスの運転手さんが連絡したそうだ。タダだとわかっているから、気楽に連絡したのだろうか。お医者さん(大学を出て1年目の新人医師だったそうだ)が、気軽に、看護師まで同行して診察に来てくれて、血まで採ってくれるとは!

実際に身近に体験して、感激した。思わず女医さんと看護師さんの写真を撮らせてもらった。

「医療と教育はタダ」というキューバの誇りを垣間見た記念に。

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