「レンタルお姉さん」の記者会見
社会から孤立した引きこもり、ニートなどの若者たちを支援するNPO法人「ニュースタート事務局」が訪問スタッフの名称「レンタルお姉さん」をポルノ映画の題名に使われたことが不正競争防止法、商標法違反にあたるという理由で配給差止めの仮処分を一昨日午前東京地裁に申立てた。
「レンタルお姉さん、お兄さん」は、家族の依頼で、引きこもりなどの若者を訪問し、「家族を開く」ための粘り強いコミュニケーション努力を重ね、若者を社会に引き入れる活動をしている。
昨日午後2時から東京地裁の司法記者会で記者会見を開いた。私は代理人として、冒頭、仮処分の概要を説明し、代表者の二神氏と、レンタルお姉さん3人に思いを語ってもらった。そのうちの1人は、自ら引きこもりをしていた過去を語り、社会に復帰して会社勤めをしていたが、何とか社会貢献したいというおもいから、わざわざ高知から上京してこの活動に参加した体験を語った。
記者の質問も相次ぎ、会見は40分間も続いた。
一昨日夕方の日本テレビのニュースで取上げられ、昨日の朝刊各紙に取上げられた。朝日新聞にまで、社会面3段囲み記事で大きく取上げられたのには驚いた。予想を超えた反響であった。
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